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【ARTISAN NINJA FX ゼロ】レビュー|初心者にも選ばれる定番FPSマウスパッド

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「ゲーミングマウスパッド、何を買えばいいか分からない」

そう思って調べると、必ずと言っていいほど名前が出てくるのがARTISAN NINJA FX ゼロです。国産ブランドARTISANが手がけるこのマウスパッドは、VALORANTやApexなど競技FPSシーンのプロにも愛用者が多く、長年「定番」として語り継がれてきたモデルです。

今回はMID・SOFT・XSOFTの3硬度すべてをXLサイズで試した上で、各硬度の違いや実際の使用感を解説していきます。

この記事で分かること:

  • 滑りと止めのバランス、表面の特性
  • MID・SOFT・XSOFTの硬度の違いと選び方
  • ステッチ加工・パッケージなど細部の仕様
  • アームカバーとの相性について
  • どんな人におすすめか
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スペック早見表

まず基本スペックを確認しておきましょう。

項目スペック
素材(表面)ポリエステル(丸編み生地)
素材(裏面)吸盤構造の滑り止め(天然ゴムなし)
中間層の硬度MID(3mm)/ SOFT(4mm)/ XSOFT(4mm)
サイズ展開S / M / L / XL / XXL
XLサイズ490 × 420mm
エッジ加工ステッチあり(FXシリーズ)
カラーブラック / 橙(オレンジ)
価格(目安)4,000〜6,000円前後(サイズ・硬度による)

ARTISANは公式サイトやアーク等で購入できます。Amazonでは転売価格の商品が混在しているので、購入時は出品元を確認することをおすすめします。


滑りと止めの特性

NINJA FX ゼロの最大の特徴は、滑りと止めのバランスの良さにあります。「スピード系」でも「コントロール系」でもなく、その両方を高い水準で兼ね備えたバランス型です。

表面には撚糸(よりいと)編みのポリエステル素材が使われており、微細な凹凸が生まれています。この凹凸が初動の軽さとピタッとした止まり感を両立させている設計です。マウスを動かし始めるのに余計な力が要らず、止めたいときは素直に止まる、という感覚が非常につかみやすいです。

また手汗や湿度の影響を受けにくいのも特徴で、夏場でも安定したパフォーマンスを維持できます。長時間プレイするFPSゲーマーにとってこれは地味に重要なポイントです。

VALORANT・Apex・OW2など複数のFPSで実際に使いましたが、どのタイトルでも操作感が安定していました。フリックもトラッキングも、どちらもこなせる懐の広さがあります。


硬度(MID・SOFT・XSOFT)の違いと選び方

NINJA FX ゼロは中間層の硬度を3種類から選べます。同じ表面素材でも、硬度によって滑走感と止め方が変わるのがARTISANの特徴です。

MID:滑りが安定、直感的に操作しやすい

中間層が最も硬いMIDは、マウスパッドへの沈み込みが少なく、滑走速度が一定に保たれます。力の入れ具合に左右されにくいため、直感的な操作がしやすい硬度です。

マウスを止めようとして無意識に力が入ってしまう人や、「力んだときにマウスが急停止してしまう」と感じる方には特にMIDが合いやすいと思います。厚さは3mmで、他の2種より薄くなります。

3種類使った中で、個人的に一番しっくりきたのがMIDでした。力んだときに変なところで止まってしまう癖があるんですが、MIDはそれが起きにくかったです。

SOFT:万能型、はじめてのARTISANに最適

適度な柔らかさで沈み込みが生まれるSOFTは、押し込んだときの減速感が自然で扱いやすい硬度です。MIDより止め方向に寄りつつも、滑りの軽さはしっかり維持されています。

ARTISANのマウスパッドをはじめて買う方には、まずSOFTをおすすめします。バランスが取れていて、硬すぎず柔らかすぎない。多くの人が違和感なく使い始められる硬度です。

「どれを選べばいいか分からない」という方は、まずSOFTを選んでみてください。外す可能性が一番低い選択肢だと思います。

XSOFT:コントロール重視だが注意点あり

最も柔らかいXSOFTは、マウスを押し込んだときの沈み込みが大きく、強い止め性能を持ちます。しかし、柔らかすぎてマウスの底面が擦れてしまう場合があり、本来の減速感が出にくくなることがあります。

マウスに力を入れてしっかり止めるスタイルの方には合う可能性がありますが、使用感の変化が出やすいため、上級者向けの硬度という印象です。はじめてのARTISANとしてはあまりおすすめしません。

XSOFTはかなり個性が強いです。「とにかくコントロール重視」という方以外は、SOFTかMIDから試してみることをおすすめします。


ステッチ加工・パッケージ・滑り止め

細部の仕様も確認しておきます。

ステッチ加工は控えめで違和感なし

FXシリーズにはエッジにステッチ加工が施されており、端のほつれを防いでくれます。ステッチの幅は狭く、滑走面より低く縫われているため、腕が端に当たっても引っかかりはほぼ感じません。高品質なステッチ加工はARTISANの評価が高いポイントのひとつです。

端まで使い切っても引っかかりがないのは地味にありがたいです。ローセンシで腕を大きく振る方も安心して使えると思います。

フラットパッケージで巻き癖なし

ARTISANのマウスパッドは筒状ではなくフラットな状態で梱包されて届きます。開封してすぐ巻き癖を伸ばす作業が不要で、そのまま使い始められるのはストレスがなくて良いです。

裏面の滑り止めは強力

裏面は吸盤構造になっており、天然ゴムを使用していないにもかかわらず非常に高い固定力を発揮します。ローセンシで大きくマウスを振っても、パッドがズレる心配はほぼありません。

振り向き距離が長いローセンシの方でも、パッドがずれる心配はないと思います。固定力の高さはかなり優秀です。


気になった点

良い点が多い一方で、購入前に把握しておきたいポイントもあります。

アームカバーとの相性問題

NINJA FX ゼロを使う上で最も注意が必要なのが、アームカバーとの相性の悪さです。

NINJA FX ゼロの表面は、最近の肌触りが良いマウスパッドと比べるとザラザラとした質感です。このザラつきがアームカバーの素材によっては引っかかりを生みます。CWXやREJECTなど一般的なアームカバーでは引っかかりを感じやすく、縦方向の動作に特に影響が出やすいです。

他のレビュアーの検証でも「零に完全に相性の良いアームカバーは見つからない」という意見が複数あり、これは個人の体験だけでなく製品特性として広く認識されています。テフロン加工のアームカバー(D-GLOWなど)や、布特化設計のKIBU Gear両面アームカバーは比較的相性が良いとされていますが、アームカバー使用が必須の方は事前に確認することをおすすめします。

アームカバーなしで素肌のまま使う場合は、表面のザラつきで腕が擦れやすい点に注意が必要です。長時間のプレイで肌にダメージを感じる場合は、テフロン加工のアームカバーや布特化設計のKIBU Gear両面アームカバーなど、相性の確認ができているものを選ぶといいでしょう。

アームカバーとの引っかかりはアームカバーの種類によってかなり違います。ただARTISAN零は対応できるアームカバーの選択肢が少ない印象で、自分には合うものを見つけるのに苦労しました。アームカバー常用派の方は注意したほうがいいポイントです。


こんな人におすすめ

NINJA FX ゼロが向いている人・そうでない人をまとめます。

向いている人

  • はじめてゲーミングマウスパッドを買う、またははじめてARTISANを試す
  • VALORANT・Apex・OW2などFPSゲームをメインでプレイしている
  • 滑りと止めどちらも欲しい、バランス重視で選びたい
  • アームカバーなしで素肌プレイをしている
  • 湿気・手汗で操作感が変わることに悩んでいる

少し考えた方がいい人

  • アームカバーを常時使用しており、変えるつもりがない
  • とにかくスピードが速いパッドを求めている(ARTISANなら飛燕や雷電が向いている)

「ゲーミングマウスパッド、まずどれを買えばいい?」と聞かれたら、今でもARTISAN零のSOFTかMIDを答えます。それくらい万人受けするパッドだと思います。


まとめ

ARTISAN NINJA FX ゼロは、滑りと止めのバランスが高い水準でまとまった、FPSプレイヤー向けの定番マウスパッドです。

硬度はSOFTが最も汎用性が高く、はじめての一枚に最適です。力んでマウスが止まってしまう癖がある方にはMIDが合いやすく、コントロール重視ならXSOFTという選び方になります。アームカバーとの相性だけ事前に確認しておけば、長く使える信頼の一枚です。

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